治療について
薬物療法
症状があると生活がしづらくなり、症状そのものがストレスになります。このため治療のはじめの段階では必要に応じてお薬を使います。どのような効果が期待できるか、またお薬について気になることなどについては十分に話し合い、納得して頂いた上で進めていきます。当クリニックでは、お薬は量、期間共に必要最低限に用いることを心がけた治療を進めていきます。またストレスによる心身の不調に漢方が有効な場合もありますので、話し合いの上で適宜用いていきます。
精神療法
診察では、お困りの症状について詳しくお聴きいたします。その中で症状への対応、また原因となったストレスへの対応(考え方や行動のパターン、また生活習慣などの見直し、環境調整など)について話し合っていきます。認知行動療法的アプロ―チ(考え方や行動パターンを修正することを目的とした心理療法)が主体になりますが、自律訓練法や呼吸法などのリラクゼーション法(緊張を緩和する方法)も適宜取り入れていきます。